長尾くんに降りた日

沼落ちブログが流行っているので、勝手に書きました。
誰が見るのかとか関係なく、初めてこんなに衝撃的な担降りをした(と、自分では思っている)ので、そのときの気持ちとか今の気持ちを、言葉にして残しておこうと思います。



じわじわと好きになる期間なんてなくて、「え!?まさかわたしもうこんなに好き!?」っていうところまで一瞬でした。

それが、わたしが長尾謙杜くんを見つけた数時間後の感情でした。

Hey!Say!JUMPの有岡くんのファンを、有岡くんがJr.のときから続けていたけれど、その間他のジャニーズを好きにならなかったわけでは全然なくて。
セクゾの聡ちゃんに降りるかどうか悩んだ時もあれば、スノの目黒くんが完全にリアコだわとか言っていた時もありました。

それでも有岡くんから降りることはなく、15年も好きでいると気持ちがある程度落ち着いても「きっとわたしは一生有岡担なんだろうなぁ」と、漠然とそう思っていました。

2018年頃からとある女の子アイドルにどハマりし、主現場がJUMPではなくそちらに移り、女の子アイドルオタクというものを存分に堪能していました。ジャニーズファンの世界ではなかなか無い「認知」のある世界に、完全にハマってしまっていました。

もちろんその間、有岡くんのことも好きだったけど、一回のツアーに何公演も入っていた頃に比べて、一回のツアーにつき1公演で満足する身体になっていました。

女の子アイドルオタク生活がしばらく続き、時は来る2021年2月。

出会ってしまった。
場所はYouTubeでした。
きっとわたしは、長尾くんを見つけるのが遅すぎたことを、今後一生後悔し続けると思う。

「なにわ男子」の存在はもちろん知っていたけど、メンバーが何人いるかとか、誰がいるかとかまで詳しくは知らなかったのです。

なにわ皇子」だった頃、西畑くんに一時期どハマりしたことはあったけど、動画を見るとか写真を買うという行為だけで満足できてしまうくらいでした。そのときのこともあり、「なにわ男子だったら西畑くんだわ〜」とか、メンバー全員把握してないくせに、簡単にそんなセリフを口にしていました。

妹がトラジャのオタクをしている影響で、妹と一緒にジャニーズJr.チャンネルを見る機会がたくさんありました。
そんなとき、2021年1月にアップされた「ダイヤモンドスマイル」が、長尾くんを見つけるきっかけとなったのです。

「ダイヤモンドスマイル」自体は知っていて、曲も好きだしサビなら歌えた、それなのにメンバーを把握してなければ、しっかりとパフォーマンスを見たこともありませんでした。

とびっきりかわいい赤ちゃんみたいな顔でちょこちょこ動いてるかと思えば、小柄な背格好とは打って変わって腕をめいっぱい広げながら踊る動きの大きい子を見つけました。

「この子誰!?!!!??」

急にでかい声で叫んだもんだから、妹はさぞ驚いたと思います。

「長尾くんだよ」
「誰!?!!!??え、かわい!!!!!!!!」

そこから一瞬でした。あっという間でした。

YouTubeにアップされている長尾くんの動画を見漁り、過去の少年倶楽部を見漁り、ジャニーズWebの連載を見漁り、ジャニーズアイランドの無料会員登録をしました。

しばらく無課金で楽しめるものを最大限に堪能し、それでも物足りず、ジャニーズオンラインショップでアクスタと生写真を買い、情報局に入会し、年下彼氏のDVD-BOXを買い、最終的にはファンレターを書きました。
2月中旬に長尾くんを見つけて、上記の出来事は全て2月に起こった事です。
他人から見たら、ハマり方がさぞ気持ち悪かったに違いありません。

久しぶりにこんなに可愛くて尊いものに出会えたことが嬉しくて嬉しくて、お金を出さずにはいられなかったし、手紙を書かずにはいられませんでした。長尾くんが読むかどうかもわからないのに、出会えた感謝の想いをこれでもかと言うほど詰め込みました。
その手紙を書きながら、「あぁ、わたし担降りしたんだ」と思いました。気持ちが完全に、掛け持ちの比率ではないことにすぐに気づいてしまっていたのです。

なにがすごいって、長尾くんを見つけて好きになったあの日からずっと、長尾くんへの気持ちがピークで、それが2ヶ月以上経った今もなお、続いていること。休まる暇もなく、ずっと好きだ。

「わたしはこんなに好きなのに、有岡くんはわたしの存在を知らない」という感情を少なからず抱いていた時期がありました。だからこそ、「認知」のある女の子アイドルにどハマりしたんだと思います。
それなのに、わたしはジャニオタに帰ってきました。長尾くんがわたしの存在を知らずとも、好きでいさせてくれるのであれば、全く構わないと思っています。(将来的にその気持ちは変わるかもしれないけど(笑))

有岡くんが今でも好きだし、ファンクラブの名義も更新し続けるつもりです。ツアーがあれば、変わらず1公演は入りたいとも思っています。
でもその感情を遥かに上回るものに出会ってしまったから、わたしは長尾くんに降りました。
有岡担ではなく長尾担という肩書きには2ヶ月経っても全く慣れていないけど、長尾くんに出会えて、少なくとも嫌なことあっても、「長尾くんがいるからまぁいっか」なんて能天気な思考回路に至れるほど、今が幸せです。

過去の雑誌や番組を全て見ても、長尾くんが入所した2014年から今までのアイドル人生を全て振り返られるわけでもない。ただ、今は過去の雑誌や番組から得られる「長尾くんのアイドル人生の欠片」を、ひとつひとつ拾っていくことに幸せを感じています。
見つけることが遅すぎた後悔は、今後一生抱えていくだろうけど、これからの長尾くんのアイドル人生は、精一杯応援させてほしい。
そしていつか来てほしいと願っているデビューのときを迎えても、その先もずっとずっと好きでいさせてほしい。

長尾くん。
見つけさせてくれて、ありがとう。